2010年9月9日木曜日

AutoHotkey の導入手順

前の記事で AutoHotkey を他人に薦められるようにしたところで、今度は簡単に HelloWorld 的なところまで進む。

  1. 準備
    一応ダウンロードはこちら AutoHotkey Download
    image
    一番上の「AutoHotkey Installer」をダウンロードすればOK。
  2. インストール
    ダウンロードしたファイルを実行。
  3. 実行
    1. 起動モジュールの確認
      緑色の「AutoHotkey.exe」が実行ファイル。
      こいつがスクリプトを書いたファイルを読み込んで常駐する。
       image
    2. 起動
      では、「AutoHotkey.exe」を実行する。
      実行すると、通知領域に「H」のアイコンが現れる。
      image

      この状態で「Ctrl + Alt + n」を押下してみると、メモ帳が起動する。
      メモ帳が起動したら、動作環境の確認はOK。
  4. キーの設定は…
    キーの設定ファイル(スクリプトファイル)は、マイドキュメントフォルダに格納されている。
    「AutoHotkey.ahk」というファイルがそれ。
     image

    そのファイルを適当なテキストエディタで開くと、「Ctrl + Alt + n」でメモ帳を起動させるスクリプトが記述してある。
    image 

    あとは、このファイルを色々いじっていけばOK。
    もちろんスクリプトファイルの場所も名前も数も変えられるけど、導入なので書かないことにする。

以上。

AutoHotKey で自在にキーボードをカスタム。のすすめ

結構いまさらの情報なのだが、AutoHotKey というキーボードカスタム…というよりキーボードの扱いならなんでもこい!のソフトについて他人に薦められるようにしておく。
ちなみに、これのいいところはなんでもできること。
出来る設定についてなら、
  • キー配置入れ替え
  • キー無効化
  • キーをショートカットキーに
  • キーの1対多
  • キーの多体1
  • キースロトークをトリガーに
  • etc….
汎用性でいうのなら、
  • PS/2、USB、BlueTooth キーボード OK
  • Windows XP、Windows Vista、Windows 7 OK
  • つまり windows ならほぼどの環境でもOK!
そして使いやすさで言うのなら、
  • 自分でテキストに書くので、誰が作ったものよりも見やすい
  • 自分で自由自在に設定するので、誰が準備した設定の組み合わせよりも使いやすい
という素晴らしさ。
ただ、
  • 設定は自分でスクリプトを書く必要がある(どっかで拾ってきても良い)
というところが唯一の欠点。といっても、自分で書くからこそなんでもできるわけで、いつでも長所と短所は表裏一体。プログラマなら欠点が欠点じゃないので使うべきだし。素人なら、諦めるべき(笑)というのは冗談で、勉強のチャンスだ!
とりあえずダウンロードしてみよう!
AutoHotkey Download image 一番上の「AutoHotkey Installer」をダウンロードすればOK。
次は導入手順を紹介

2010年9月7日火曜日

日本Androidの会へ行ってきた

今日、日本Androidの会9月定例会に出席してきた。
参加者は300人近く。予想だが、雰囲気的に半数以上(適当)はAndroid開発者だったのではと思う。

ということで、今日のメモを残しておく。
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  1. イベントついて
    • 題目 : 日本Androidの会9月定例会
    • 日時 : 2010年9月6日(月曜日) 19:00 - 21:00
    • 場所 : 立教大学池袋キャンパス14号館D201
    • 講演者 : 日本電子出版協会副会長 下川和男、KDDI メディア・ビジネス部 権正和博、ITジャーナリスト 星暁雄、日経BP社 菊池隆裕、テスト部 宮田友美
  2. 講演内容
    記憶に残った部分のみ、斜体は公演者でなく自分の主観。
    1. 下川和男
      • 電子書籍の歴史 : 電子書籍の歴史は意外と長く、1998年の Rocket Book が始まりである。
         
        Rocket Book ( 1998年? )
        それまでいくつものデバイスが作られたが、失敗に終わった。
        PCでデータをDLし外部メモリを経由させる等、手間だったからのも原因だ。
      • 現在の電子書籍市場 : ガラケーで電子書籍の入手が容易になり、市場規模が盛り上がっている。だが日本では8割がコミック。 電子書籍はまだ始まったばかり。
      • 今後の電子書籍市場 : 今後6年間で市場規模が100倍になるという予想データを紹介。
      • 液晶と eInk の違い : = iPad と Kindle の違い。液晶はカラー、高速。eInk は目に優しい、バッテリーの持ちが良い。eInk は文字が読みやすく、純粋な読書利用には eInk が向いているだろう。
      • 最新機種の違い : 電子書籍デバイスは UI が非常に大事。〇〇なんて使いづらすぎて話にならない。その他色々と紹介してくれた。Kindle 2 は格別だったという印象。
      • Kindle DTP について : 個人で、世界へ電子出版が可能になる。印税 70%!
      • その他 : Kindle 2 は日本語表示可能になった。対応言語からしてドロイドフォントを使っているのではないか。 あと、外字はなくしたほうがいい。
    2. 権正和博
      • 電子書籍市場におけるキャリア : 出版社、印刷会社だけでなく、キャリアも精力的に活動している。
      • au の電子書籍 : リスモで電子書籍をやっている。しかし9割がコミックである。
      • 今後の課題 1 : 有名な作品のラインナップ充実。1度見て欲しいのがないという状況だと、ユーザはまた来てくれなくなる。
      • 今後の課題 2: ビジネスモデルの確立。権利の保護、コピー対策、利益分配など、確立されていない。
    3. 星暁雄
      • Oracle は Google を訴えた
      • Google は、 Google と Java オープンソースコミュニティへの宣戦布告だと解釈している
      • とりあえず Oracle は今のところ Google 1社のみを訴えているようだ(今後ないとは言えない)
      • ざっくり言うと、Oracle は Android が Java でない独自の Dalvik VM を実行環境とするせいで、1円も利益がないのが気に食わない様だ
      • Oracle には Android を潰すメリットがない、金がほしいだけだろう
      • SCO vs Linux の構図に似ている
      • 我々が今どうこうという話ではない。何年後か、きっと忘れた頃に判決が下されるだろう
      • 提訴に関する記事 Oracle、Googleを提訴――AndroidのJava特許侵害で (1/2) - ITmedia News
    4. 日経BP 菊池隆裕
    5. 日経BP もう一人の人
      • DoCoMo がiアプリをオープンにしていく動きをしている
      • 法人のみの開発領域が、個人でも可能に。GPS、電話帳など
      • iアプリ開発者コミュニティの紹介
    6. 宮田友美
      • Android はテストが大変
      • 解像度が数種類あるので、すべてテストが必要
      • テストコードを書くのも大変
      • まだテスト手法が確立されていない。求む情報
    7. 最後の人(名前忘れ)
      • Android SDK の翻訳レビュアー急募
  3. まとめ
    同席者も言っていたのだけど、いい雰囲気。やっぱり来ている人全員が全員モチベーション高いので、黙っている時の空気が心地いい。試験会場みたいな。
    あとは、Android に対する自分の立ち位置をはっきりできたのが収穫。次も行こうと思う。

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以上。

2010年8月31日火曜日

Windows Vista のスタートメニューにマイビデオを追加する方法

最近、何かと PC で画像を管理する機会が多くなった。
ケータイもスマートフォンも高機能なカメラを積んでいるので、つい色々と撮ってしまう・・・

そうしているうちに不便に感じたのが、スタートメニューに「ピクチャ」、「ミュージック」はあるのに、「ビデオ」がないということ。「ビデオ」がないせいで、マイビデオ自体が存在しないのかと思っていたぐらいだ・・・。

そこで調べたのだが、どうやら今のところ Windows 上でスタートメニューの右側をいじれる設定はなかった(左側なら簡単にいじれる)。
だが、レジストリをいじって「ゲーム」の代わりに「ビデオ」を表示させることは可能だ。
日本語の情報が少なかったので、紹介しておこう。

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ちなみにまず、結果はこうなる。
  image

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それでは手順。

  1. 準備
  2. 実行
    • videos_sm_JP.reg を実行する ( videos_sm.reg は英語版 )
      image 
      確認メッセージがでるので「はい」で進む。
      image
      完了メッセージがでたらOK。
       image
    • ログオフする
      一旦ログオフし、再びログオンするとゲームがビデオに!
      image

      これで完了。以降ビデオからマイビデオにアクセスできるようになる。便利!!
      ただし、マウスを重ねたときに出てくる説明がゲームの内容になっているが・・・細かいことは気にしない。
  3. 巻き戻し方法
    ビデオをゲームに戻すときは、Undo_videos_sm.reg を実行し、ログオフする。

以上。

2010年8月30日月曜日

HTML5 + javascript でこんなことまで・・・

久しぶりに技術系のブログを眺めていたら、こんなものをみつけた。

~ Monocubed ~
image

なんだ Gmail のシューティングゲーか、Gmail に羽とはお笑いだぜ!
と思いきや、実はこれ HTML5 と javascript でつくられているらしい。
(ちなみに、このほかにも ここ http://www.monocubed.com/?cat=51 に HTML5 の表現力をまざまざと見せ付けられるコンテンツがある。)

で、今ITはこんな↓状況でもあるわけで

せかにゅ:Flashは「死にかけ」 スティーブ・ジョブズ氏が批判 - ITmedia News
>「われわれは古い技術に多くのエネルギーを注がない」と語ったという。ジョブズ氏は以前からFlashはバグが多いと批判しており、「Flashは使われなくなりHTML5に移行する」と語ったとも伝えられている。

ますます HTML5 の勢いを感じたわけだ。
まだ新しい技術だし、今からすこしかじっておこうかなと考えられる出会いだった。

2010年8月27日金曜日

引越ししました

ブログを Windows LIve Space から引越ししました。

理由は、先日 Windows Live Space が改悪され、アクセス解析ができなくなったからです。
どういうこと?とお思いでしょうが、なんと「解析」どころかページビューを含むアクセスに関する一切の情報が見られなくなり、ブログが見られているのか全くわからない状態になってしまいました。

この改悪ともいうべきアップデートにより、Windows Live Space を利用していた全世界にいるユーザが戸惑い、落胆し、または憤慨し、Microsoft に対してアクセス解析機能の復元、代替策の提示を求める声が圧倒的に増加し、それに対する明確な回答を拒否しているMicrosoftとユーザの関係が泥沼化しています。

以上のことから、引越しを決意。ブログ引越し機能すら十分に用意されていないのですが、自分は運よくまだ投稿記事が少なかったこともあり、手作業で引越しすることにしました。

ということで、よろしくお願いいたします。

2009年11月7日土曜日

Windows XP で、リモートデスクトップ接続を複数ユーザで同時に行う方法(マルチセッション)

PCで作業をしていると、リモートデスクトップを使う機会がよくある。
かなり便利な機能なので、使う人はたくさんいるものだ。

そこで問題になるのが、「複数ユーザの同時ログオン」。
Windows XP では1人のユーザしかログオンすることはできないし、誰かがログオン中に無理やりログオンすると、既にログオン中のユーザが強制ログオフされてしまう。。

という問題はすっかり「仕方のないもの」だと思っていたのだけれど、今日調べたらそれが解決できる、つまり「複数ユーザが同時ログオンできる」方法を見つけたので共有しておく。

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複数ユーザの同時ログオン方法(マルチセッション)

Ⅰ.設定手順

  1. Terminal Server Patch をインストール
    • http://www.kood.org/terminal-server-patch/ から、「Terminal Server Patch」をダウンロードする
      →「Download Latest 2.1 Binary」をクリック(2009/11/06 現在)
    • ダウンロードしたファイルを実行してインストールする
      →ファイル名は「Termiserv_XPSP2-SP3_i386_2.1.exe」(2009/11/06 現在)
      →実行中に「動作の保障がなんちゃら・・・」「CDを入れてください」などメッセージが出るが、気にせずOKで進む
    • PCを再起動する
      →最後に再起動を求められるので、再起動する
  2. グループポリシーで、接続数を設定する
    • グループポリシーエディタを起動する
      →ファイル名を指定して実行「gpedit.msc」
    • 「コンピュータの構成」→「管理用テンプレート」→「Windows コンポーネント」→「ターミナル サービス」を選択
    • 同「ターミナルサービス」内の「ターミナル サービス ユーザに対してリモート セッションを 1 つに制限する」を有効にする
    • 同「ターミナルサービス」内の「接続数を制限する」を有効にし、「最大接続数」を 999999 にする
      →「最大接続数」は任意の値でOK
  3. レジストリエディタで、マルチセッションを有効にする
    • レジストリエディタを起動
    • HKEY_LOCAL_MACHINE
      └SOFTWARE
         └Microsoft
           └Windows NT
              └CurrentVersion
                └Winlogon
      の「AllowMultipleTSSessions」の値を 1 にする

以上、簡単 3 ステップ!
あとは、実際にリモート接続するだけ。

Ⅱ.注意点

  1. ユーザについて
    • ドメインユーザには対応していない(と謳っている)
    • 同一ユーザでの同時ログオンは対応していない(ユーザアカウントを複数作成すること)
  2. OS のバージョンについて
    • この記事は、サーバ側(接続される側)に Windows XP SP3 を使用したときのものである
    • 接続する側も Windows XP SP3 だったが、接続する側は割と何でもいけるらしい
  3. 責任について
    • もちろん自己責任でやること
    • ライセンス云々の問題は不明

Ⅲ.補足

そもそもなぜこんなことが可能かというと、Windows XP SP2 の Beta版でマルチセッション機能の開発をしたが、セキュリティ上の問題(ライセンスの問題も?)等が解消されなかったので、機能を無効にしている、ということらしい。

Ⅳ.参考

<ポジティブ回路>http://blog.goo.ne.jp/sito1980/e/5204ff550ed8ad14bcb453921802b72d
<きたへいの悠々自適>http://kitahei.cocolog-nifty.com/youyou/2007/07/windows_xp_ece3.html
<IT pro>http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/NT/NEWS/20040113/1/

 

以上。